神戸の車検・修理・中古車オークション代行専門店
今年の夏は暑かったですね、当社でも何台かのオーバーヒートの症状を修理しましたが、そのうちの1台です。
GX90マークⅡ、高速などを走るとオーバーヒート気味になるという症状でした。
近場の移動だけだと症状は発生しません。
このお車はもう11年も前になるんですが、当社から代行オークションで御買い上げいただいた1台です。
その後も毎回当社で車検をされていたのですが、走行距離も10万キロ近くになって今回オーバーヒートの症状が発生しました。
直接的な原因から言いますと、ラジエターの詰まりです。
ラジエター冷却水の流れが悪くなり、高速などの高負荷時にオーバーヒート気味になったわけです。
では、このラジエターどんなものが詰まるのでしょうか?
この車はかなりひどいつまりで、ラジエターに詰まった物質がラジエターのホース内にも動脈硬化のようにへばりついていて、ホースを握ってみると、なんだか内部でこびりついた物質がぼろぼろと剥がれる感覚が手に伝わってきます。
これが取り外したアッパーホース内部です。
(クリックで拡大表示します)
直径5センチほどのホースの内部ですが、なんだかすごいですね。
これは冷却水通路の内部が錆びたために、その錆が水にの流れでホース内面に堆積したんですね、こんな感じでラジエター内部もエンジン内部もヒーター内部もいたるところで堆積しているはずです。
今回はラジエターをオーバーホールして内部の詰まりをきれいにし、冷却水の通路を水を通して掃除し修理完了としましたが、どこかでこの堆積物が剥がれると、またラジエターは詰まってしまうでしょうね。
ところでこの車は車検ごとにラジエターのクーラントを交換していたのにかかわらず、このような症状になってしまいました。
その根本の原因はシリンダーヘッドとシリンダーのあいだになるガスケットが弱っていて、ラジエターの水を酸化させてしまったことが原因だと思います。
ガスケット抜けとまではいかなくともその前にラジエター水の中にガソリンの燃えカスが染み出してくるとこのような症状になります。
根本的な修理はガスケット交換ということになりますが、年式と費用を考えると、ちょっと考えてしまいますね。。
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