車屋さんにとって必ず必要なバッテリー充電器ですが、最近は充電だけに利用するのではなく、コントロールユニットの診断中などにもバッテリーに接続して、電力を供給してやる必要があります。
エンジンをかけていればよさそうなもんですが、エンジン停止中でないとテストできなかったり、エラーを消去できなかったりと、いろいろ制約があります。 エンジン停止中であっても数十アンペアの電力が必要だったり、13ボルト以上の電圧を要求したりと、最近の整備では必須アイテムとなっています。 ところが電圧をコントロールしたり、100Aもの容量を発生できる充電器はそうそうありません。 弊社でも今までBOSCH製の充電器を使っていたのですが、残念ながら故障してしまい、買い替えるにしてもBAT490機種が製造中止になってしまってました。 そこでいろいろ検討した結果、フランスのGYSというメーカーの充電器を導入することにしました。 この機種は国内でも代理店さんが取り扱っているようですが、あえて東欧のサプライヤーさんから購入することにしました。(少しでもお安く購入するために(^^; ) 最近かなりの頻度でパーツやら、工具やら、コンピューターの修理やら、海外の業者さんと直接取引することが多くなりまして、直接の輸入もあまり抵抗がなくなってきました。 この機種は GYSFLASH 121.12 CNT FVという機種で、100Vでも200Vでも利用可能です。 100Vで100アンペア 220Vで120アンペアの出力があります。 元々が溶接機械屋さんなんでかなり信頼できそうです。 ただ、コンセントの形状が東ヨーロッパ規格のもので、ここだけ改造しなくてはいけませんでした。 変換コネクタも探してみたんですが、これだけの出力に対応したものが見つかりませんでした。
5 コメント
|